ヴァイサラ株式会社
製造業
会社カテゴリー:物流・輸送・倉庫、プロセス測定・検査、ラボ用測定・分析
主サービス提供地域:日本
製品・サービス詳細
viewLinc モニタリングシステム
ヴァイサラのviewLinc はライフサイエンスやその他の要件が厳しい業界向けの信頼性が高い環境モニタリングシステムです。 viewLinc システムは製薬、バイオテクノロジー、医療機器等の製造や保管など、常時監視が重要な分野において 製品の品質管理を担保します 。また研究所、医療施設、データ保管等の用途でも viewLinc システムはデータの損失を回避するために使用されています。
VaiNet 無線通信 技術
ヴァイサラが開発したVaiNet 無線通信技術は LoRa ™の小電力、長距離無線通信をベースとしたもので、電波到達性が高く回り込み特性に優れ、障害物が多い環境でも極めて堅固なワイヤレス通信を維持できます。
RFL100 ワイヤレスデータロガーと AP10 ワイヤレスアクセスポイントは、この VaiNet 無線通信技術を使ったデバイスで、周波数は920MHz帯を使用しています。通信距離は約100mとなります。Wi-Fi 、Bluetoothやその他既存のネットワークと独立して運用されるため、他のネットワーク運用の妨げになりません。
VaiNet デバイス の 優位性
VaiNetデバイスを使用することで 、viewLinc モニタリングシステム導入において設置やメンテナンスにかかる時間とコストを大幅に削減できます。 設置に関して、AP10 アクセスポイントには最大 32 ロガーが接続でき 、通信距離も長いため イーサネット配線が必要なアクセスポイントの設置数を 最小減に抑えることができます。 RFL100 ワイヤレスデータロガーは 市販の単3アルカリ 乾電池 により約 1.8 年 2駆動が可能で、電源供給工事、ACアダプタ―等は必要ありません。また、着脱式の高精度の温度 ・湿度プローブが採用され 、校正の時間やコストの削減が可能です 。
viewLinc の 拡張性
viewLincモニタリングソフトウェア はバージョン 5.1 以降拡張性が さらに向上し、今回発売 するVaiNet ワイヤレス デバイス もその構成の一部です 。 また、オープンプラットフォームコミュニケーションである OPC UAサーバのオプション機能も追加され、ヴァイサラ以外の他社製の Modbus デバイスを組み込むことも可能であるため、実質的に viewLinc 5.1 の システム上であらゆる計測項目のモニタリングが可能になります 。
単一のシステムで全ての計測項目のモニタリングが運用管理できるため、モニタリングシステムの構成はさらにシンプルなものとなり、 モニタリングに費やす時間を大幅に低減できるメリットが生まれます。
viewLinc モニタリングシステム
GxP規制対象分野での適用に最適で、温度、温度、相対湿度、露点温度、CO2、差圧、ドアスイッチ、その他のパラメータを計測しモニタリングできます。
データロガー
有線または無線接続、Wi-Fi、イーサネット、PoE などに柔軟性に対応可能です。
80~100Mの長距離で安定した通信が可能になりました。 |
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サービスおよびドキュメント作成のサポート
校正サービス、バリデーションサービス、包括的な文書作成サポートを提供。IQOQ プロトコルや GAMP に基づく適正規範(GxP)文書作成のサポートを利用できます。
ライフサイエンス/製薬分野での幅広い計測(温度、温度、相対湿度、露点温度、CO2、差圧、過酸化水素等)
導入事例
小野薬品工業株式会社様 | 富士フイルム富山化学株式会社様 |
小野薬品工業株式会社様においてGMP順守と制御環境のモニタリングを目的として、CMC・生産本部合成研究部にヴァイサラ viewLincシステムが導入された事例をご紹介致します。 | 生産管理部、品質管理部、研究本部で運用される規制遵守モニタリングデータを、遠隔地のデータセンターで一括管理されている、富士フイルム富山化学株式会社様でのヴァイサラviewLincシステムの導入事例についてご紹介致します。 |
McKesson Specialty Health 社様 1つの指摘事項もなく100回を超える査察をクリア |
ホテル日航熊本様 |
フォーチュン誌によりヘルスケア卸売業者カテゴリで「最も賞賛される会社」に選出された 同社は、信頼できる卸売業者およびサードパーティロジスティクス(3PL)プロバ イダーとして定評があります。 McKesson Corporation は100回を超える査察を毎回クリアしています。 | 厚生労働省の推奨要件を満たした ヴァイサラGMW90CO₂湿度温度変換器を導入され、正確なCO₂計測の可視化を安全性のエビデンスに感染症拡大防止に向けた取り組みを強化されています。 |