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ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社

革新的な分析技術であるCE-MS技術をコアとし、受託解析/バイオマーカー探索の2つの事業を柱に、メタボロミクスビジネスを展開する研究開発型ベンチャーです。

会社カテゴリー:ラボ用測定・分析、分析、試験受託サービス、その他受託サービス、研究関連資材

主サービス提供地域:日本、中華人民共和国、大韓民国、台湾、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム、インド

セミナー詳細

開催日:2024/05/30

開催日:2024/05/30

5月開催 琉球大学 上間次己先生 特別講演 「代謝的に不健康な肥満(MUO)に特徴的な腸内細菌と血清代謝物のプロファイリング: 沖縄県久米島コホートを活用したPrecision Nutrition構築の試み」

開発、分析

【参加費無料】2024年5月開催 琉球大学 上間次己先生 特別講演
「代謝的に不健康な肥満(MUO)に特徴的な腸内細菌と血清代謝物のプロファイリング:沖縄県久米島コホートを活用したPrecision Nutrition構築の試み」

※申込締切:5月30日(木)14:00

ウェビナー概要

琉球大学 医学部 内分泌代謝・血液・膠原病内科学講座(第二内科) 博士研究員 上間 次己 先生の講演をお送りします。

代謝的に不健康な肥満(MUO)に特徴的な腸内細菌と血清代謝物のプロファイリング:
沖縄県久米島コホートを活用したPrecision Nutrition構築の試み

= 要 旨 =

成人肥満者の割合が全国屈指の沖縄県の中でも特に久米島における割合はトップレベルにあり、住民の往来が少なく、比較的均質化された生活環境における肥満症の発症・進展に関連する腸内細菌と血清代謝物の特徴を抽出する試みは医学的意義が大きい。対象者を代謝的に健康な肥満(MHO)54例と代謝的に不健康な肥満(MUO)21例の二群に分け、肥満症の発症・進展に関連する因子を抽出した。腸内細菌叢解析ではMHOに比べてMUOにおいてSuccinivibrio (p=0.037、LDA score=6.68)をはじめとする、僅か7種類の腸内細菌の存在割合が有意に増加していた。血清代謝物解析ではMHOに比べてMUOにおいて2オキソイソ吉草酸濃度とピルビン酸濃度が有意に増加していた(p <0.01)。本セミナーでは久米島コホートを活用したPrecision Nutrition構築の試みを紹介し、肥満症と密接に関わる腸内細菌と血清代謝物に関する最新知見を概観する。

日程・参加費用

日程 2024年 5月 30日(木)14:00~15:00
使用するツール Zoom
参加費用 無料
配信方法 オンデマンド配信

・お申込みされた方は6月2日(日)までの期間限定で「見逃し配信」の視聴が可能となります。
・弊社(HMT)競合他社様からのお申込みはお断りさせていただく場合がございます。予めご理解ご了承くださいますようお願い申し上げます。
・参加用URLの他者への共有はお控えください。

当日までの流れ

本ウェビナーはZoomのWebinar機能を使用いたします。
Zoomをお使いになるための準備及び通信環境等のご確認は、事前にお客様ご自身で行ってください。

お申込み

下記お申込みフォームより受付しております。

※申込締切:5月30日(木)14:00

講演者情報(ご講演当時の情報となります)

上間 次己 先生

【ご所属】
琉球大学 医学部 内分泌代謝・血液・膠原病内科学講座(第二内科) ポスドク研究員

【ご略歴】
2016年 琉球大学教育学部 生涯教育課程 生涯健康教育コース 卒業 栄養士資格取得
2016年 琉球大学大学院 医学研究科 修士課程 内分泌代謝・血液・膠原病内科学講座(第二内科)入学
2018年 琉球大学大学院 医学研究科 修士課程 内分泌代謝・血液・膠原病内科学講座(第二内科)卒業 修士号取得
2018年 琉球大学大学院 医学研究科 博士課程 内分泌代謝・血液・膠原病内科学講座(第二内科)入学
2023年 琉球大学大学院 医学研究科 博士課程 内分泌代謝・血液・膠原病内科学講座(第二内科)卒業 博士号取得
2023年 琉球大学医学部 内分泌代謝・血液・膠原病内科学講座(第二内科)
ポスドク研究員
2024年 第59回 糖尿病学の進歩(2025年1月24日〜沖縄県開催) 事務局長
現在に至る

【受賞・研究助成金獲得】
第29回 西日本肥満研究会コメディカル部門 最優秀演題賞 受賞
公益信託日本動脈硬化予防研究基金 令和5年度 研究助成

【所属学会】
日本糖尿病学会
日本内分泌学会
日本肥満学会
西日本肥満研究会
日本心血管内分泌代謝学会
日本腸内細菌学会