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株式会社テクノスルガ・ラボ

微生物に関する試験・分析の受託および関連製品の販売

会社カテゴリー:分析、試験受託サービス

主サービス提供地域:日本

製品・サービス詳細

腸内環境分析の受託サービス | 糞便中有機酸分析(短鎖脂肪酸)、腸内菌叢解析(マイクロバイオーム)、糞便採取後に室温保管できる採便キット「メタボロキーパー®(糞便)」

サービスカテゴリー:分析

 

❒  当社の腸内環境分析の受託サービスの紹介  ❒

糞便検体をご送付いただくだけで、以下のサービスに対応可能です。

■ 糞便中有機酸分析(短鎖脂肪酸)
■ 腸内細菌叢解析(マイクロバイオーム)

さらに、糞便検体の採取や保存にお困りの方には、以下のキットも販売しています。

■ 糞便採取後に室温保管できる採取キット「メタボロキーパー®(糞便)」

 

目次

  1. 糞便中有機酸分析(短鎖脂肪酸)
  2. 腸内細菌叢解析(マイクロバイオーム)
  3. 糞便採取後に室温保管できる採便キット「メタボロキーパー®(糞便)」

 

1,糞便中有機酸分析(短鎖脂肪酸)

腸内において有機酸 (短鎖脂肪酸) は、腸管内を酸性に保ち、腸の蠕動運動や腸管からの水の分泌を促進するほか、感染防御、腐敗産物の生産抑制、便性・便通の改善効果を持つことが知られています。有機酸は、腸内細菌による食物繊維や炭水化物の代謝物であり、タンパク質やペプチドの消化でも増加することが知られ、腸内細菌叢と共に評価することが望まれます。

◎対象成分、評価項目

試験項目 分析項目 定量下限値 分析方法 分析必要量
糞便中有機酸分析(短鎖脂肪酸) 酢酸、プロピオン酸、コハク酸、乳酸 0.05 mg/g LC (pH 緩衝化ポストカラム 電気伝導度検出法 ) ヒトの場合 200 mg
iso-酪酸、iso-吉草酸、n-酪酸、n-吉草酸、ギ酸 0.1 mg/g

◎送付方法

検体 容器/キット 送付方法
糞便 糞便採取キット「メタボロキーパー®(糞便)」 採取後速やかに冷蔵保存。
冷蔵輸送推奨、常温輸送可
「メタボロキーパー®(糞便)」を使用しない場合:
糞便採取容器 ( 保存液なし ) 、あるいは気密性の高い容器
採取後速やかに冷凍保存、冷凍輸送

詳しくはこちらから

 

2,腸内細菌叢解析(マイクロバイオーム)

当社は、腸内菌叢解析に関する研究・開発を20年以上にわたって進めてまいりました。その中で、採便、輸送、保管方法、DNA抽出・精製方法、解析技術、データ解析方法、および理化学分析と組み合わせた評価手法など、さまざまな経験と実績を積み重ねてきました。これらの知見を基に、試験、製品、キットを提案してまいりました。

■ 分析方法①:アンプリコンシーケンス解析

 ○特長
  ①DNA 抽出から菌叢の推定までトータルサポート。
  ②属もしくは種レベルで微生物叢がわかる。

 ○解析領域
  ①細菌、アーキア :16S rDNA(V1-V2, V3-V4, V5-V7領域)
  ②菌類:ITS2

 ○データ解析(データ解析ソフトウェアは2種類から選択可能)
  ①細菌
   ・セット1:Metagenome@KIN (データベース『RDP』 or  『テクノスルガ・ラボ 微生物同定データベース』)
   ・セット2:QIIME2 (データベース『Greengenes』あるいは『SILVA』)
  ②菌類
   ・セット1:Metagenome@KIN (データベース『RDP』)
   ・セット2:QIIME2 (データベース『UNITE』)

 ○報告書サンプル(一部抜粋)

詳しくはこちらから

■ 分析方法②:リアルタイムPCR解析(定量)

 ○特長
  ①当社のオリジナルを含む多数のプライマーセットを保有。
  ②検出対象菌群:Akkermansia muciniphila、Faecalibacterium prausnitzii、Bifidobacterium 属、Lactobacillus 属、Veillonella 属など。

 

詳しくはこちらから

◎送付方法

検体 容器/キット 送付方法
糞便 糞便採取キット「メタボロキーパー®(糞便)」 採取後速やかに冷蔵保存。
冷蔵輸送推奨、常温輸送可
「メタボロキーパー®(糞便)」を使用しない場合:
糞便採取容器 ( 保存液なし ) 、あるいは気密性の高い容器
採取後速やかに冷凍保存、冷凍輸送

 

3,糞便採取後に室温保管できる採取キット「メタボロキーパー®(糞便)」

凍結させることなく、腸内細菌叢解析および有機酸分析(短鎖脂肪酸)が行えます。容器上部に保存液が充填されており、保存液中の内部標準物質により、定量的に濃度補正が可能となっています。

〈セット内容〉
・メタボロキーパー®
・楽流カップ WIDE
・説明書
・個包装


〈使用/保存期限〉
・採便前:6ヶ月
・採便後:室温で約1ヶ月

◎特長
・糞便中の菌叢を室温 (1℃~30℃) で1ヶ月程度、安定的に維持できる。
・室温で保管できるため、凍結設備がない場所でもサンプル採取が可能。
・スプーン付きの採便容器と立体形状の採便シート(楽流カップ WIDE)がセットで、被験者様の採取が容易。


    
    〈スプーン付きの採便容器〉       〈楽流カップ WIDE〉

◎対応可能な分析項目
・アンプリコンシーケンス解析
・T-RFLP解析
・リアルタイムPCR解析 ※有機酸分析が必須
・有機酸分析(短鎖脂肪酸)
・ショットガンメタゲノム解析 ※当社で行っていません

◎納期・価格

製品名 入数 価格(税抜) 納期 型番
メタボロキーパー®(糞便)採取キット 10キット 32,000 10営業日(北海道、青森県、秋田県、沖縄県、九州などは11営業日) FS-0015

◎使用方法動画

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