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株式会社テクノスルガ・ラボ

微生物に関する試験・分析の受託および関連製品の販売

会社カテゴリー:分析、試験受託サービス

主サービス提供地域:日本

製品・サービス詳細

微生物試験に関するテクニカルトレーニング(技術セミナー)[実際に手を動かして技術を学ぶトレーニングスタイルのセミナー]

サービスカテゴリー:教育、訓練サービス

特徴

  • 実際に手を動かして技術を学ぶトレーニングスタイルのセミナー
  • 最大4名の少人数制(貸切による講義内容のカスタマイズも可能)
  • コース①とコース②、コース②とコース③、コース①とコース④といった連続受講も可能
  • 受講者には「修了証」を発行

概要

微生物を取り扱う上での基礎的な技術、あるいはDNA塩基配列解析などの専門的な技術を学ぶためのテクニカルトレーニング(技術セミナー)です。
開催予定日および参加者募集の最新情報は、当社ホームページをご参照下さい。申込期限は、開催日の2週間前までとなります
受講者には「修了証」を発行いたしますので、新入社員研修や社員教育にも最適です。また、同一機関で同一テクニカルトレーニング2名以上受講の場合は、2名様以降の受講費用は2割引となります。
受講者のアンケートでは、「講師と同時進行で実験が出来て分かり易かった」、「たくさんの質問に、すべて丁寧に答えてもらい、疑問が解消した」など好評をいただいています。


テクニカルトレーニング(技術セミナー)のコース

テクニカル・トレーニング(技術セミナー)は、初心者向けの取扱い講習と、それぞれの応用解析コースを連日で開催しております。基本的な取扱い方法の見直しから、実際の解析までを一気に学びたい!という方には、連日で講習を受けて頂くことで、短期間でのスキルアップが可能となっております。スケジュール調整が難しい、初心者コースのみを受講したい、もしくは解析コースのみを受講したい、という場合には、それぞれの日程のみに参加をご希望頂くことも、勿論可能でございます。

皆様のご目的・日程に合わせて、お申し込み下さい。また、疑問点等ございましたら、お気軽に弊社までお問い合わせください。

コース①:微生物取り扱い 初心者コース

微生物の検査に不可欠な培養操作・純粋性確認に関する基礎的な知識と実技の研修
【概要】
顕微鏡観察や遺伝子解析など試験の種類に関わらず、微生物試験において、まずは、微生物そのものを安全かつ確実に取り扱う必要があります。
どんなにしっかりした試験を計画しても、検体の取り扱いが不適切な場合には正しい結果は得られません。

本コースでは、細菌を例に、微生物の取り扱いに関する基本的なスキルを1日で習得できます。
植菌、培地についての説明、顕微鏡観察、グラム染色、無菌操作など、実際に手を動かして、操作を体験していただきます。

【 開催時間 】(1日)
9:30~17:00

(※ 開始・終了時間はご参加者の希望・人数により多少変動させて頂く場合があります)
【参加対象者】
微生物の取り扱い未経験者・初心者。微生物取り扱い担当者の新人教育としても最適です。

コース②:カビ取り扱い・形態観察 初心者コース

カビの培養操作、取り扱い、観察に関する基礎的な知識と実技の研修
【概要】
カビの取り扱い、および顕微鏡観察に関する基本的なスキルを1日で習得できます。カビの植菌、培養、取り扱いの注意点、観察方法(プレパラート作製方法など)、カビを同定するための基本的な観察のポイントなど、実際に手を動かして、研究や品質管理に必要なカビの取り扱いを体験していただきます。
【開催時間】(1日)
9:30~17:00

(※ 開始・終了時間はご参加者の希望・人数により多少変動させて頂く場合があります)

【参加対象者】
カビの取り扱い未経験者および初心者。カビの実務担当者の新人教育としても最適です。微生物の取り扱い経験が全くない場合は、事前に、『微生物取り扱い初心者コース』の受講をおすすめします。

コース③:カビ形態観察 スキルアップコース

カビの形態的特徴に基づく同定の知識と実技の研修
【概要】
形態的特徴に基づいてカビを属レベルで同定するためのコースです。代表的なカビの観察ポイントや観察手法について講義・実習を行います。ご希望の分類群があれば、その分類群に特化した内容で実施することも可能ですのでご相談下さい。なお、分類群によってはご希望にそえないこともあります。

【開催時間】(1日)
9:30~17:00

(※ 開始・終了時間はご参加者の希望・人数により多少変動させて頂く場合があります)
【参加対象者】
ある程度カビの取り扱いや観察などの経験があるお客様が対象です。 カビの取り扱い経験が全くない場合は、事前に『カビ取り扱い・形態観察 初心者コース』の受講をおすすめします。

コース④:遺伝子解析 細菌・放線菌コース

細菌・放線菌のDNA塩基配列解析における DNAの調製・DNA塩基配列の解読・結果 の評価に関する基礎的な知識と実技の研修
【概要】
「リボソームDNA塩基配列解析を用いた菌種推定」の技術を学べます。実際にDNA抽出、PCR反応、DNAシーケンスまでの実験とDNA塩基配列の決定、相同性検索などの解析を当社のパソコン(1名様に1台)を使用し、実体験できます。また、結果の解釈について理解を深めます。 本コースでは、当社で同定サービスに従事する専門の担当者が講師を務め、経験を交えながら、詳細な説明と実技、解析を行います。参加者の疑問にピンポイントでお答えいたします。
【開催時間】(1.5日)
1日目 9:30~17:00
2日目 9:30~12:00

(※ 開始・終了時間はご参加者の希望・人数により多少変動させて頂く場合があります)

【参加対象者】
品質管理や微生物のスクリーニングなどを目的に、DNA塩基配列解析の導入をご検討されているお客様。 DNA塩基配列解析をされているお客様で、PCR反応やDNA塩基配列決定の実験手法、データの解析方法や解釈でお困りのお客様。

コース⑤:遺伝子解析 カビ・酵母コース

カビ・酵母のDNA塩基配列解析におけるDNAの調製・DNA塩基配列の解読・結果の評価に関する基礎的な知識と実技の研修
【概要】
リボソームDNA塩基配列解析を用いた菌種推定」の技術を学べます。実際にDNA抽出、PCR反応、DNAシーケンスまでの実験とDNA塩基配列の決定、相同性検索などの解析を当社のパソコン(1名様に1台)を使用し、実体験できます。また、結果の解釈について理解を深めます。 本コースでは、当社で同定サービスに従事する専門の担当者が講師を務め、経験を交えながら、詳細な説明と実技、解析を行います。参加者の疑問にピンポイントでお答えいたします。
【開催時間】(1.5日)

1日目 9:30~17:00
2日目 9:30~12:00

(※ 開始・終了時間はご参加者の希望・人数により多少変動させて頂く場合があります)

【参加対象者】
品質管理や微生物のスクリーニングなどを目的に、DNA塩基配列解析の導入をご検討されているお客様。
DNA塩基配列解析をされているお客様で、PCR反応やDNA塩基配列決定の実験手法、データの解析方法や解釈でお困りのお客様。

コース⑥:MALDI Biotyper 微生物同定コース

MALDI-TOF MSを用いた微生物同定に必要な基礎知識と実技の研修

【概要】
MALDI-TOF MSを用いた微生物同定は迅速かつ低コストなため、急速に導入が進んでいます。MALDI Biotyper® (Bruker, DEU)により微生物同定する際の基本知識および技術、注意点などを学びます。 講義と実技により、1)MALDI-TOF MSと遺伝子による同定手法の違いの説明、2)細菌・酵母・カビの前処理からデータ取得までの手順、3)同定用ライブラリーの紹介と照合による同定の考え方、4)解析ソフトによるデータ解析方法などを、体験しながら理解を深めるコースとなっています。 また、IR Biotyper® (Bruker, DEU) による微生物の株識別試験についても解説します。 講師は、当社でMALDI微生物同定試験に従事する担当者が務めますので、その経験を踏まえた質疑応答などにも対応しています。
【開催時間】(1日)

9:30~15:30

(※ 開始・終了時間はご参加者の希望・人数により多少変動させて頂く場合があります)

【参加対象者】
MALDI Biotyper® (Bruker, DEU)を既に導入、あるいは今後導入を検討されているお客様。 安定的に結果を得るための知識や手技を学ばれたいお客様。

・ 貸し切りなどの特殊なセミナーを開催をご希望の場合、講義内容や費用についてお問い合わせ下さい。

申し込み方法

1. 当社ホームページよりテクニカルトレーニングの依頼書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、E-メールまたはFAXでお申し込み下さい。
2. 開催日の2週間前までに受講料を銀行振込でお支払い下さい。
3. 開催日前日の正午までにご連絡の場合、受講料の全額を返金いたします (それ以降のキャンセルの場合には受講料の返金はいたしません)。

 


培養平板について

試験・分析を確実かつ迅速に完了するためにも、ご送付いただいく寒天平板培地上のコロニーの状態が重要です。
当社にお送りいただく検体の事例を用いて説明いたします。
詳細は「同定を目的とした培養平板について」をご参照ください。
→ https://www.tecsrg.co.jp/services/techinfo/plate-culture/

※単一コロニーの形成が認められないため、培養確認または、純化作業が必要になります。
培養による純度確認には、細菌は3日、酵母は5日、カビは7日程度の作業日数が必要となります。
純化作業が必要な場合は、コロニーの状態により、複数回の塗抹培養を繰り返す事があります。この場合、1週間~10日程度掛かることもあります。