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ライフサイエンス企業情報プラットフォーム
ニッタ株式会社
ライフサイエンス部門
会社カテゴリー：ラボ用測定・分析、滅菌・クリーン関連機器・サービス、再生医療関連
主サービス提供地域：日本、大韓民国、台湾、アジア
製品・サービス詳細
過酢酸系除菌剤『スポアクレンズRTU』 ※PIC/S GMP ANNEX1に記載されている殺芽胞剤の一つです。
サービスカテゴリー：再生医療、研究･開発
無希釈・無調製ですぐに使える、真菌胞子・細菌芽胞・ウイルスにも有効な過酢酸系除菌剤
『スポアクレンズRTU（Spor-Klenz Ready-To-Use)』
劇物フリーの「殺芽胞剤」
ホルマリン除染の代替法をお探しの方へ新提案!
過酢酸の優れた殺菌力は古くから知られています。
過酢酸はPIC/S GMP Annex1 改訂版（2022）に記載されている殺芽胞剤の一つでもあり、一般細菌、真菌、芽胞等の微生物およびウイルスに有効です。
過酢酸系除染剤は、国内・欧米の研究機関、製薬企業を中心に使用されています。
スポアクレンズRTUとは
① PIC/S GMP Annex1 改訂版（2022）に準拠した殺芽胞剤の一つです。
② 第十八改正 日本薬局方準拠の除染薬剤です。
③ 無希釈・無調整で使えるReady-To-Useです。
④ 有害なホルムアルデヒドやグルタールアルデヒドを含まず、医療用外劇物に非該当
⑤ 扱いやすく保管・管理も容易。
スポアクレンズの特徴
- STERIS社（米）のアクトリルの後
- 一般細菌、真菌、胞子、芽胞およびウイルスに有効
- 「殺芽胞剤」、「低温滅菌剤」として噴霧用途と共に米環境保護庁EPAに認可※１
- 欧米を中心に20年以上の使用実績※２
- 優れた生分解性、高い安全性の薬剤です。
- 反応後は酢酸と酸素と水に分解。過酢酸には残留毒性がなく、廃棄も容易
- 0.2㎛のフィルターろ過済です。（多重包装滅菌済み商品もラインナップ）
※１ Reg. No.1043-119
※２ アクトリル
スポアクレンズRTUクリーンルーム仕様
ISOクラス5とクラス7専用のEtOガス処理※済み、2重包装の過酢酸系除菌剤
EtOガス処理済みの2重包装により、
高い洗浄エリアへの外側に付着した塵の持込を防止します
高い洗浄エリアへの外側に付着した塵の持込を防止します
ISOクラス5とクラス7専用のクリーンルーム仕様のスポアクレンズRTUは、EtOガス処理済みの2重包装により、高いエリアに持ち込む際に外部のパッケージを取り除くことで、外部に付着したカビや塵などの持ち込みを防ぎます。
EtOガス処理後では、殺胞子評価試験でLog6のリダクションが確認されています。
（ANSI ／ AAMI ／ ISO11135:2007 試験法）処理後の残留EtOはISO109937に適合しています。
EtOガス処理後では、殺胞子評価試験でLog6のリダクションが確認されています。
（ANSI ／ AAMI ／ ISO11135:2007 試験法）処理後の残留EtOはISO109937に適合しています。
2重目の包装開封
グレードCの入り口で、2重目の包装を開封
▼
1重目の包装開封
グレードCからグレードB（細胞調製ユニット）に持ち込む際に1重目の包装を開封
過酢酸の優位性
安全性
残留毒性はなく、低濃度で除染可能です。アルデヒド系薬剤のように発がん性もなく、ヒトやモノに対して安全性が高いです。
有効性
一般細菌、真菌、胞子、芽胞およびウイルスに有効な殺芽胞剤で、耐性菌の報告もありません。
簡便性
簡易養生で除染可能です。除染後の中和（分解）作業も不要です。
〈日本薬局方記載の除染剤比較表〉
| 過酢酸 | 過酸化水素水 | ホルムアルデヒド | ||
| 殺菌効果 | ◎ | 〇 | △（耐性菌報告あり） | |
| 安全性 | ◎ | ×劇物（6％以上） | ×発がん性 | |
| 残留性 | あり （酢酸→生分解性高い） |
あり | あり | |
| 腐食性 | 小 （FOGWORKSの噴霧と湿度管理による方法） |
大 | 中 | |
| バイオ除染時濃度 指標菌を6log以上減少 ※噴霧時 |
5～10ppm （2～5時間） |
200ppm（6時間以上） 300ppm（2時間以上） PDA Journal of GMP and Validation in Japan Vol.12,No.1(2010) |
600ppm（12時間） 1200ppm（6時間） JIS K3800 2021 |
|
| 後処理 | 換気・拭き取り | 中和（分解）・拭き取り | 中和・換気・拭き取り | |
| その他 | メリット | 生分解性が高い 中和作業不要 簡易養生 除染作業が短い |
認知度が高く 代表的な除染方法 （アイソレーター等） |
比較的安価 ガスのため拡散性がよい |
| デメリット | 酢酸臭（感知可能） 認知度が低い |
無臭（危険） 除染作業時間が長い |
厳重な養生が必要 発がん性があり 代替法による切替が進む |
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