ライフサイエンス企業情報プラットフォーム

株式会社ライジングサン

プラントの情報システム、制御システム、物流システムの導入・更新に係るコンサルテーションサービスを提供

会社カテゴリー:プラント・設備・エンジニアリング、その他

主サービス提供地域:日本

製品・サービス詳細

「UNLSH(アンリーシュ)」 次世代のディジタルファクトリー・プラットフォーム

サービスカテゴリー:製造、原薬、データ処理、レギュレーション、分析、研究・開発、再生医療

シンガポールを拠点とするdDriven社は、操業データの持つ潜在的な価値を顕在化させることを目的として、プロセス産業向けの汎用データプラットフォーム、“UNLSH(アンリーシュ)”を開発しました。”UNLSH”は、ノンプログラミングのディジタル・ファクトリー・プラットフォーム(DFP)として、工場内のあらゆるOTデータとITデータを共通のプラットフォーム上で自由に扱えるようにし、あなたの工場のディジタルトランスフォーメーションを実現します。
”UNLSH”は、プラントの操業に関わるほとんどのシステムから、インターフェースプログラムのコーディングやSQLスクリプトの作成を行うことなく、自由にデータ収集することが可能です。ユーザーは種々のIT/OTのデータソースにアクセスして、必要なデータの種類やデータ収集周期、データの保存方法、さらにはデータの品質チェック、単位換算などを、”UNLSH”の提供するワークベンチから定義することができます。
”UNLSH”に収集されたデータは、長期の保存が可能で、かつ外部からのREST API等の標準的なデータアクセスに対応します。また、内部でのKPI/KOPの演算や業務目的に沿ったデータのコンテキスト化も可能で、演算結果やコンテキスト化された情報についても、元の収集データと同様に外部から容易にアクセスできます。
”UNLSH”は、既存のIT/OTデータに基づく情報の共有・可視化のためのプラットフォームとして、またさらに高度なデータ分析やAI/MLアプリケーションのためのデータ供給源として、工場のディジタルトランスフォーメーションの実現に不可欠な、全社共通のデータ利用環境、即ちディジタル・ファクトリー・プラットフォーム(DFP)を提供します。

UNLSH (アンリーシュ)– 次世代のデータプラットフォーム 

データ・分析・クラウド・オンプレミス・可視化のあらゆるギャップを橋渡しする

UNLSH(アンリーシュ) の提供するデータ処理機能 

UNLSH(アンリーシュ) – 違いを生むデータ収集・保存機能 

データ収集ワークベンチでのデータ収集定義作業の標準手順

1.取集対象システムへの接続
 ・
データ収集対象システムへのネットワーク接続設定を行う
  (最初の1回だけ)

2.収集すべきデータの特定
 ・
対象システムの全データベーステーブルからテーブル名(ワイルドカード
  利用可能)で検索し、必要なデータを含むテーブルを特定する
 ・選択したデータテーブルの全データフィールドと先頭の複数レコードのデ    ータ内容が表示されるので、必要なデータフィールドを特定する
 ・フィールドデータの値に基づくレコードの抽出条件を設定する
  (SQL文自動生成)
 ・データの収集方法を設定する(全データ収集あるいは変更のあるデータの
  み収集)

3.データの収集周期の定義
 収集データセット毎に任意の収集周期を設定する(1分、10分、1時間、
  1日、etc.)

4.データの保存場所と保存方法の定義
 収集・保存するデータのフィールド名(タグ名)、説明、データ形式
  (文字、日付、数値、etc.)、その他の属性を定義する

5.データ収集のリアルタイムタスクの管理
 定義したデータセット毎に、実行の開始・停止・再起動を管理する

 

 

 

 

 ワークベンチの特徴・利点 

  • ノーコードのワークベンチで全ての定義作業を実施可能(プログラム・SQL文の作成不要)
  • 前回のスキャンから変更のあったデータのみ収集
  • ソースデータのタグ名・フィールド名・名前の変更に対する高い柔軟性
  • データの特性に応じて適切なデータ収集周期が選択可能
  • データの意味を明確にするデータ属性の付加が可能
  • データソースの一時停止への自動対応可能
  • データソースの種類にかかわらず統一された操作環境

UNLSH – その価値 

・複雑さ
・リスク 
・ライフサイクル
 コスト

・価値化時間

 を削減します!

 

ノーコード

 ITスキルへの依存を大幅に削減 
 ITスキルへの依存を大幅に削減 
 ITスキルへの依存を大幅に削減 
 ITスキルへの依存を大幅に削減 

 

データ統合

全社共通のデータバックボーン
オープンアクセス       

オープンアクセス       
オープンアクセス       

 

機能統合

シングルツールによる複数ツール
と複数担当チームの必要性の排除
               
               

データの価値化に要する時間を大
幅に短縮           

ユーザー要求の変化への迅速かつ
容易な対応          
プロジェクト毎のデータ設計と再
設計の
労力を大幅に削減    
               
               

複雑さ、リスク、ライセン&サー 
ビスコストを
大幅に削減    
               
               

・複雑さ
・リスク 
・ライフサイクル
 コスト

・価値化時間

 を削減します!

 

何処から何処へ

どのIT/OTデータも収集でき、
の可視化ツール・AIツール・クラ 
ウド
にもデータを提供可能    
ウドにもデータを提供可能    

 

IT-OTデータ融合

シンプルなドラグアンドドロップ 
操作による
テーブル形式ITデータ  
と時系列OTデータの相互変換  

と時系列OTデータの相互変換  

 

操業ディジタルツイン

操業ディジタルツイン(ODT)    
ユニークな情報モデル構築のコン
セプト            

セプト            

ベンダーに依存しない共通の基礎
を提供するデータプラット   
フォーム
データプラット    
フォームデータプラット    
インダストリー4.0の分析ニーズ  
を満たす設計およびビジネス分析
における
IT/OTデータの容易な  
混合             

 

データ群とその分析にビジネス上
のコンテキストや分野別の視点を
加える            

加える            

 

​ UNLSH-Cloud(Azure) のハイブリッドシステムの様々な選択肢

 

UNLSH
オンプレミスまたはクラウドの統合データプラットフォームとしての高い機能と柔軟性
既存のレガシーシステムとの高い親和性


                        

Azure
クラウド上の統合データプラットフォームとしての高い機能と柔軟性
ビジネス用のフロントエンドとしての高い協同作業補助機能

 

UNLSH-Cloud(Azure)アーキテクチャの特徴

  • 既存のレガシーアプリケーション(ERP,MES,OT)のデータを既存システムへの変更なしに直ちに利用可能
  • ノーコード開発で、複雑さ・リスク・開発時間・開発コスト、の全てを大幅に削減可能
  • ハイブリッド・アーキテクチャによる様々なビジネス上の利点
  • クラウドとオンプレミスのバランスに関する顧客の要求やロードマップへの柔軟な適合が可能
  • フロントエンド(エンドユーザー環境)におけるOffice365に代表される最新テクノロジーの利用による業務遂行スタイルの革新
  • バックエンド(データ収集・処理環境)におけるアジャイル開発に適した単一ソリューション(UNLSH)の利用による TCOの劇的な削減

“Microsoft IP Co-sell Ready”の製品。製造業の基幹(分析)データ・プラットフォーム として、レガシーシステムのデータの利用を促進する。フォーチュン500の複数企業において、大規模な、マルチプラントの環境での実装を実証済。  

PowerBIによる可視化の機能だけに留まらず、Office365のサポートするエンドユーザー間の
協同作業環境に連動することができる

フロントエンド・アーキテクチャ 

     どこでも、いつでも、どのデバイスからでも     

 ライブデータによって強化されるライブミーティング 

SSRS: SQL Server Reporting Services

自動的に統合されるフロントエンド
リアルタイムの高度な分析によって強化される協同作業、 コミュニケーション、可視化、報告 

リアルタイムの協調による迅速なアクション 

プロジェクト事例 – 石油化学プラントのDX/石油精製プラントのDX

フォーチュン500の大規模石油化学企業
・2系列の大型プラント
・20以上のデータソース
・操業ディジタルツイン構築
・300以上のダッシュボード

大規模石油精製企業
・1系列の大型プラント
・18以上のデータソース
・140以上のダッシュボード

プロジェクト事例 – オイル&ガス上流設備 への適用

顧客/対象設備
フォーチュン100のオイル&ガス生産から石油精製・石油化学までをカバーする巨大企業/オイル&ガス生産設備

プロジェクトの目的
・プラントの安全性、信頼性、生産、操業、保守といった様々な機能の可視化と意思決定の改善を目的とした組織(OCC=Operations Command Center)を設立し、
 分散している様々なアプリケーションのデータ統合によるビジネスの敏捷性と即応性の改善を図る。
・具体的には、リアルタイムで全ての機能のKPIをシングルウィンドウに表示することにより、運転パフォーマンスの改善、設備の信頼性と可用性の最大化、
 重要な設備の効果的な管理、HSEパフォーマンスの改善、そして最終的には組織横断の協調が可能な環境を構築することを目的とする。

ソリューション概要
・プロセスヒストリアン(50,000タグ以上)、設備性能管理、品質管理、図書管理、設計データ管理、GIS、その他を含む20以上のIT/OTシステムのデータをUNLSHにより収集
・UNLSHのデータパイプライン機能によりおよそ300個の可視化・分析ウィジェットに対してKPIの計算結果および分析用データを提供
・KPIおよび分析結果はTableau、Power BI、XHQなどの可視化ツールを通じてデスクトップ、モバイル、およびOCCの大画面に表示

プロジェクト期間
データ設計から可視化画面のカスタマイズまで、わずか4ヵ月で実施

成果
・プラント操業のリモート管理が可能になると共に、より高い生産性、リソースの活用度の向上、単位時間の生産量増加が達成された
・システムの初期導入後、その効果の高さのため、さらに200個のウィジェットの追加が実施された
・2021年以降顧客の基幹となる操業管理システムとして使用されており、顧客のROIは6ヵ月以内であることが実証された

プロジェクト事例 – オイル&ガス上流設備 への適用/O2C SCMへの適用

フォーチュン100のオイル&ガス生産から石油精製・石油化学までをカバーする巨大企業
・オフショアのガス田設備
・20以上の IT/OTデータソース
・100以上の分析ダッシュボード画面

フォーチュン100のオイル&ガス生産から石油精製・石油化学までをカバーする巨大企業
・25以上のプラントをカバーするO2C SCMオペレーション 
・30以上の IT/OTデータソース
・250以上の分析ダッシュボード