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シーメンス株式会社

会社カテゴリー:プラント・設備・エンジニアリング、ITソリューション、コンサルティング

主サービス提供地域:日本

製品・サービス詳細

SIPLUS CMS1200

サービスカテゴリー:製造、DX

設備の安定稼働のための予兆保全

予兆保全の必要性

生産設備は時間の経過とともにそのパフォーマンスを低下させます。その行き着く先は故障であり、故障に至らなくても発振、騒音、発熱、発煙などを起こすことがあります。このような状態になってから行う保全作業はもはや「保全」ではなく、「修理」であり「対処」です。
こうした事態を回避するための、定期的な点検や部品交換、オイル注入といったメンテナンス作業である「予防保全」は重要なタスクです。しかし、タイムベースの「予防保全」はその時々の設備の稼働状況を反映しておらず、過剰/過少となることがあります。重要設備の場合はその重要さゆえに特に過剰になっている場合があります。
コンディションベースの「予兆保全」は、その時々の設備の状態から保全活動をすることができるので、適切な頻度かつ、計画的な保全活動の実現を可能とします。

振動にアプローチするコンディションモニタリング

全ての機械には振動があります。シーメンスのSIPLUS CMS1200はその振動にアプローチした予兆保全ソリューションで、振動センサーを追加ソフトウェアなしで接続でき、モーター、ファン、ポンプなどの重要な機械部品の状態を継続的に監視・解析します。PLCをベースとしてるため、モジュールを追加することで振動だけではなく、プロセス 温度、トルク、圧力などのプロセス変数も併せて管理することや、SCADAへの生産設備のデータのアップロードも容易におこなうことができます。

HMIにより設備の間近で状態監視

PLCベースのため、HMIによる機直での状態監視も可能です。HMIでは振動データのリアルタイムトレンドやセンサーのステータス、実効値の他、閾値の変更などが可能です。
HMI機能:現在振動値表示 /トレンド表示 / トレンド保存 / 閾値設定変更 / アラーム表示 他・・・
※HMIの作画はパッケージとして提供