シーメンス株式会社

Service Lifecycle Managementは、設計、生産、アフターマーケットの情報をつなぎ、情報を可視化することで、問題を早期に特定し、費用のかかるリワークを回避する。

サービス現場の課題

• 複雑なサービス要求が管理できていない
  ➔ サービス要件の抜け漏れによるサービス品質の低下
• 資産情報と実際の資産にGAPがある
  ➔ サービス実施前に実態調査が必要となり、メンテナンス作業が遅れる
  ➔ スペアパーツの在庫管理にミスが発生（不要なパーツの在庫や、必要なパーツが在庫にない状態が発生する）
•  サービスドキュメントが管理されていない
  ➔ サービスドキュメントの入手に時間がかかり、メンテナンス作業が遅れる。
  ➔ サービスドキュメントが最新状態に更新されておらず実際の資産状態とあっていないため、メンテナンス作業が遅れる

Service Lifecycle Managementの構成

1. サービスBOM ：どの部分を保守対象とするか(追跡、維持する必要があるか)を管理
2. サービス計画：製品保守方法に関する要件を定義
3. サービスドキュメント：サービスBOMとサービス計画の内容に関するドキュメントを管理
4. 物理構造：実際に現場にある資産を管理(資産構成、変更履歴)
5. 保守アクション：実際の保守作業を管理