日本ビュッヒ株式会社
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- 分取用 超臨界流体クロマトグラフィーシステム Sepiatec SFC
BUCHIは、製薬、化学、食品および飼料、飲料、環境分析、学術研究など、さまざまな業界の研究開発、品質保証、および製造のためのラボ用テクノロジーソリューションを提供する、世界的リーディングサプライヤです。
会社カテゴリー:プロセス測定・検査、ラボ用測定・分析、研究関連資材
主サービス提供地域:
製品・サービス詳細
迅速に化合物を分離する グリーンスタンダード
Sepiatec SFCは超臨界流体クロマトグラフィーによる分取精製を非常に簡単に使用できるように設計されています。
想像以上に小さなスペースで、基本的なものから複雑な作業まで 様々なスケールにおいて、あらゆる要件を満たします。
検出: ポンプ: システム設計: |
使いやすさ ビュッヒは、Sepiatec SFCシステムを用いて、SFCによる分取を誰もが利用できることを目指します。使いやすさを重視した設計により、以下の主要機能を備えています。 |
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省スペース どこの研究室でもスペースは貴重です。市場で最もコンパクトなSepiatec SFCなら、品質や効率を損なうことなく貴重なスペースを有効活用することが可能となります。 |
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高い柔軟性 化学者のニーズはアプリケーションによって千差万別ですが、Sepiatec SFCの多岐にわたる製品群が柔軟にサポートします。 |
特徴
専門家の知見 Sepiatec SFC装置には、SFC専門家が開発した専用ソフトウェアが搭載されています。明確なメニュー構成により、スタック注入、ピーク検出、ラン中のパラメータ変更のためのオンザフライ編集などの専用機能を備え、シンプルかつ直感的に操作できます。すべての入力項目は数画面での操作のみ。データの入力は、Sepiatec SFC装置の前面上部に人間工学に基づいて配置された15.6インチのタッチスクリーンで行います。 |
短時間で大規模な注入 スタックインジェクションモードはイソクラティックモードで大量の資料を扱う際に使用されます。この技術により追加試料の連続注入が可能となり、ピークが溶出するまでの待ち時間を活用することができます。SSepiatec Prep SFCコントロールソフトウェアが自動的にスタック時間を提案するので、スタックインジェクション法の設定は非常に簡単です。 |
シンプルながらもスマートな シンプルなセットアップで簡単に使いこなすことができ、時間のかかるトレーニングは必要ありません。排出用システムの接続部品も標準で付属するなど、必要なものがすべて揃っています。また、すべてのSepiatec SFC は実験台の上やドラフト内で動作可能です。 |
最小限なラボ占有スペース 精製規模の大小にかかわらず、すべてのSepiatec SFC装置は、研究室内の最小専有面積で使用できる設計になっています。システムコントローラーとフラクションコレクターを装置に内蔵しているので、装置横にスペースは必要ありません。ヒュームフード内外の貴重な実験スペースが確保され、そのスペースで他の機器を設置、使用できます。 |
オールインワン Sepiatec SFCのシステムは市場最小ですが超臨界流体クロマトグラフィーの実施に必要な機能すべてをもれなく備えています。 |
容易なメンテナンス Sepiatec SFC装置のデザインの特長は、前面からすべての部品にアクセスできるモジュール設計です。これにより、高いサービス性を実現しています。装置を動かしたり回したりする必要がないため、予備部品や消耗品の交換を迅速かつ容易に行うことができます。 |
性能レベルによる様々なモデル Sepiatec SFCシステムは、ミリグラムからグラム単位の試料に対応し、あらゆる分離のニーズに応えます。流量範囲の異なるポンプを使用することで、内径4~16mm、15~30mm、30~50mm、長さ150~800mmと、さまざまなサイズの分取HPLCカラムに対応します。モデルによっては最大10本のカラムを同時にカラムオーブンに格納し、必要に応じてスクリーニング用に接続することが可能です。 |
多彩な検出・注入方法 混合物の分離をモニタリングすることは、目的の化合物の適切な回収に繋がり、精製を成功させるために非常に重要です。すべてのSepiatec SFCシステムにはUV検出器が搭載されていますが、蒸発光散乱検出器(ELSD)や質量分析計(MS)を接続することも可能です。試料注入はマルチとスタックの2通りの方法で行うことができます。複数の注入を行う場合は順次注入します。アイソクラティックな溶媒条件下で大量の試料を注入する場合はスタックインジェクションが有効です。 |
任意のサイズでフラクション回収が可能 SSepiatec SFCではフラクションが非加圧状態で回収されるので、安全性が高まるだけではなく取り扱いが容易になります。フラクションの容量に制限はありません。この点はスタックインジェクションを行う際に非常に便利です。 |
Sepiatec SFCシステム
Characteristic | Sepiatec SFC-50 | Sepiatec SFC-250 | Sepiatec SFC-660 |
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モード | prep SFC | prep SFC | prep SFC |
最大動作圧力 | 400 Bar | 400 Bar | 400 Bar |
40%モディファイアーでの総流量 | 50 ml/min | 250 ml/min | 660 ml/min |
カラム寸法 | 4-16 mm ID, max 250 mm lengths | 15-30 mm ID, max 250 mm lengths | 30-50 mm ID, max 800 mm lengths |
DAD波長域 | 190-720 nm | 190-720 nm | 190-720 nm |
ELS & MS検出器 | optional | optional | optional |
CO2リサイクル | No | No | optional |
カラム選択バルブ | optional | optional | No |
マルチサンプルフラクションモジュール | optional | optional | No |
アドオンポンプ | optional | standard integrated | standard integrated |
関連パーツ/アクセサリー
PrepPureカラムにはあらかじめ高品質のシリカが充てんされており、高分解能の分離が可能です。
拡張性に優れた、基本的なものから特定のアプリケーションにまで対応した固定相により、PrepPureは分取HPLCやSFCに最良の結果をもたらすことになるでしょう。