エンドレスハウザー ジャパン株式会社

すべてをワンストップで提供

プラントのライフサイクル全体を通じて、業界に適合する当社の包括的な製品ラインナップ、ソリューション、サービスによるメリットを
ご活用ください。

ライフサイエンス産業はこれまで以上に、ますます加速する市場変化のペースに対応しなければなりません。目標を達成するためには、研究用からパイロットプラント、そして完全に自動化された実生産規模の運用まで、最も重要な測定パラメータに対応できるパートナーが必要です。Endress+ Hauserは、高い生産性を求めるお客様のニーズに応えるように慎重に設計された、GMP基準や最も厳格な規制要件に綿密に合致する製品ラインナップを取り揃えています。どのようにサポートできるか？まず、プロジェクトの開始時から連絡窓口は1つしかありません。Enderss+Hauserはラボからプロセスまで、幅広い測定パラメータを最適化するために、さまざまな技術に基づいた製品を提供しています。 バイオリアクタのレベル測定を例にとってみると、小型のバイオリアクタには、レーダーまたはガイドレーダーが最適な技術です。大型の場合は、差圧を使用する方が有利です。

コミッショニングや適格性評価について想定した場合、同じプロバイダーの機器を使用すると、より標準化された明確なプロセスが実現します。さまざまなサプライヤーを選択したい場合は、当社の経験豊富なサービス技術員が他社製機器の設置、設定、検証を行うこともできます。プラントまたはアプリケーションの稼働開始後も、Endress+ Hauserのような計装機器の一次ベンダーを頼りにすることで、 メリットが得られます。当社のモジュール式の計装プラット フォームにより、お客様が在庫しなければならないスペアパーツの数を減らすことができます。さらに、メンテナンス、 検証、校正などのサービスは、機器が同じプロバイダーから提供されている場合に、管理が容易になります。

 
プロジェクトの早い段階で計装機器を標準化することで、プロジェクトの複雑さとリスクを軽減できます。

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培養

最適な温度、pH、および栄養供給により、最大限の細胞増殖と滴定量を達成

	iTHERM TrustSens TM371 世界初の自己校正機能付き温度計 • 自己校正機能とHeartbeat Technologyによりリスクとコストを削減 • 完全に自動化されたトレーサブルなインライン自己校正機能 • 350点の校正ポイントの履歴を記録し自動で文書化 • 校正証明書と校正履歴を印刷可能
	Memosens CPS61E 酵素生産におけるプロセス制御および培養増殖制御用の実証済みpHセンサ • 細胞増殖プロセス用の特殊なpH感応ガラスおよび固定式圧力インジケータ付き加圧ゲルによる安定した信頼性の高い測定値 • FDAやUSPなど、あらゆる関連規制に完全に準拠しており、最高の製品安全性 • Memobaseソフトウェアによる校正管理の最適化および高度なセンサ診断 • Memosensテクノロジーにより安全かつ信頼性の高い通信が可能

その他、多数製品がございます。ページ右上の「ダウンロードはこちら」から製品ラインナップカタログをダウンロードしてご覧ください。

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Memosensテクノロジーによる迅速かつ容易な スケールアップ

プロセスの簡素化および効率の向上

容易なメンテナンスと最小限のプロセスダウンタイムを実現する 事前校正済みセンサ

培養プロセスにおけるプロセス制御および培養増殖制御用のMemosens CPS61E

新しいワクチン、治療用タンパク質、およびその他のバイオ医薬品の開発は、遺伝子操作された微生物または高等細胞（例：ヒト、マウス、ハムスター細胞）の培養プロセスや細胞培養に基づいて行われます。このプロセスは非常に時間とコストがかかります。医薬品は、さまざまなサイズのバイオリアクタのカスケードで製造されます。通常、生産プロセスは小型のバイオリアクタ（1～20 L）から始まり、最終的な生産規模（最大20,000 L）に達するまで、サイクルごとに次のバイオリアクタの容量が増加します。

スケールアッププロセスでは、製品の収量と品質を最大化するために、各培養ステップにおいて同様の環境条件とパラメータでプロセスを実行することが不可欠です。最も重要な分析プロセスパラメータはpHと溶存酸素であり、両方のパラメータを恒久的に制御する必要があります。すべてのプロセスステップとスケールで同じセンサを使用することにより、一貫した測定値を得ることができます。Endress+Hauser Memosensテクノロジーにより、この一貫性が促進されます。

Memosensテクノロジーにより製品の品質と収量を保証

ラボからプロセスまであらゆるステップの最適化に役立つMemosensデジタルセンサ
Memosensテクノロジーは、一貫性のあるデジタル測定値によりスケールアッププロセスをサポートし、非接触接続を介して誘導的に値を変換器に伝送するために役立ちます。 そのため、測定値のエラーや測定点の故障の原因となる湿気や腐食の可能性はありません。これは、特に、通常は使用前にセンサと一緒にオートクレーブ処理されるガラス製 バイオリアクタにとって重要です。肝心なことは、最大限のデータ伝送の安全性であり、これにより測定点の可用性とプロセスの安全性が大幅に向上します。さらに、Memosensテクノロジーを搭載したデジタルセンサには、校正データ、センサデータ、プロセスデータが保存されます。つまり、Memobaseソフトウェアを使用して、理想的な 条件下で、ラボでの校正や再生を行うことができます。これにより、センサの寿命が延びるだけでなく、設定とメンテナンスが大幅に容易になり、プロセスのダウンタイムが最小限に抑えられます。バイヨネットロックとセンサ自動認識機能により、事前校正されたセンサを現場ですぐに交換することが可能であり、保存されたデータを予知保全とプロセスオートメーションに使用できます。センサ校正に加えて、Memobaseソフトウェアはインテリジェントなセンサ管理と品質管理を可能にするため、運転コストの削減に役立ちます。

Memosensテクノロジーを採用すると、シングルパラメータ機器からマルチパラメータ機器まで、ステンレスフィールドハウジングからキャビネット取付けまで、シンプルなハンドヘルド機器からMemobaseソフトウェアを搭載したPCに直接接続された機器までの、Liquiline変換器シリーズの製品と各センサを組み合わせることができます。MemosensとLi quilineは、上位のプロセス制御システムの機器を設置および統合する場合に、最大限の柔軟性を発揮します。さらに、標準化された使いやすい操作とメニューナビゲーションにより操作の信頼性が向上し、プラットフォーム全体で同一のハードウェアモジュールが使用されるため、在庫保管コストが削減されます。単一のサプライヤーによるシームレスな液体分析のメリットを享受できます。

特長：
• Memosensテクノロジーを活用してスケールアップしながら市場投入までの時間を短縮
• 適格性評価の作業負担を軽減
• 製品の品質と収量を最大化
• プロセス制御の簡素化
• すべてのプロセスステップで同じセンサ

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濃縮およびウイルスろ過

信頼性の高い圧力制御により目的の濃度を達成

	Proline Promass P 100 ターンダウン比の大きいコリオリ質量流量計により、要件の厳しいアプリケーションにおいて最高の精度を発揮 • ASME BPEに準拠した設計、すべて溶接ステンレス1.4435（SUS 316L相当）製の 接液部、電解研磨表面仕上げ • 包括的なドキュメントパッケージ（ASME BPE CoCを含む）により、監査の安全性を最大限に確保 • 高度なプロセス制御のための多変数測定（流量、密度、温度） • 拡張機器データおよびプロセスデータへのフルアクセスを可能にする デジタルシステム統合
	Cerabar M PMP51 コンパクトなピエゾ抵抗式メタルセンサを搭載した圧力伝送器 • プロセス温度が変動する場合も高精度 • 小型のフラッシュマウントプロセス接続 • 完全準拠：ASME BPE、USPクラスVI、3-A、FDA

その他、多数製品がございます。ページ右上の「ダウンロードはこちら」から製品ラインナップカタログをダウンロードしてご覧ください。

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クロマトグラフィー

正確な緩衝液濃度と目標タンパク質負荷の信頼性の高い測定による収量の最大化

Memosens CPS61E / Memosens CLS82E / 光学式センサOUSAF44 pH、導電率、UVセンサを含む分析的クロマトグラフィーパッケージ • pH計と導電率計、UVフォトメータ、およびそれぞれのホルダを含む、クロマトグラフィープロセス用のすべての分析機器を 　1つのサプライヤーが提供 • プロセスにおいてすべてのコンポーネントが信頼性のある性能を発揮 • プロセス安全のための速い応答時間 • Memosens CPS61Eを使用した正確なpH測定により、結合に最適なpH値を取得可能 • バクテリアや蒸気を漏らさない導電率センサMemosens CLS82Eにより、あらゆる分離工程において幅広い測定範囲を実現 • UVセンサ OUSAF44は、容易で校正液不要のNISTトレーサブルな特許取得済みのEasycalTM システム（オプション）を搭載 • すべてのセンサとフォトメータの接続、ならびに確実な値の取得に必要なのは、1つのLiquiline CM44Pのみ • 容易な操作と取扱いを実現する最先端のMemosensテクノロジー

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培地および緩衝液の調製

バッチまたはインライン：緩衝液と培地の完璧な成分が重要

	Proline Promass P 100 ターンダウン比の大きいコリオリ質量流量計により、投与およびバッチ処理に おいて最高の精度を発揮 • ASME BPEに準拠した設計、すべて溶接ステンレス1.4435（SUS 316L相当）製の 接液部、電解研磨表面仕上げ • 大きなターンダウンにより正確な投与とプロセス制御が実現 • 小さな設置面積と完全自己排水可能な構造により、スペースが限られている水平設置にも対応 • 拡張機器データおよびプロセスデータへのフルアクセスを可能にする デジタルシステム統合
	Indumax CLS54D 培地および緩衝液調製における正確な濃度測定用のMemosens電磁式導電率センサ • 培地および緩衝液の高精度の成分 • 承認済みの材料とサニタリ設計により、培地の汚染を防止 • CIP（定置洗浄）およびSIP（定置滅菌）に対応

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次世代のシングルユース機器

同じ堅牢性、精度、およびcGMP準拠

シングルユースシステムとは、バッチ毎・製造サイクル毎に機器を交換して使うために設計された製造装置を指します。シングルユース機器は、追加の洗浄、滅菌、およびコンポーネント検証の必要性を排除できるため、ライフサイエンス産業で長い間使用されてきました。また、それによって、材料の使用、コスト、相互汚染のリスク、製造時間を削減する機会ももたらされます。近年のシングルユースシステムの開発により、システムの使いやすさと効率的が向上して、完全な連続運転とプラグアンドプレイモジュールが実現しました。これらの機能強化により、製造者はそのシングルユース生産施設を、相互接続された、連続処理が行われる完全閉鎖型運転に徐々に転換できるようになりました。

妥協なし
それでもなお、シングルユースコンポーネントを使用するリスクは残ります。主に、その構造に使用されるプラスチック 材料から望ましくない材料が移行する可能性があります。 製品の品質を保証するために材料の品質基準を維持する必要がありますが、より正確なプロセス制御を可能にし、バッチ損失の可能性を最小限に抑えるには、精度、回復力、堅牢性の向上が欠かせません。

バイオ医薬品製造の未来のための次世代のシングルユースセンサ
この課題に立ち向かうため、Endress+Hauserは主要な技術プロバイダーと協力して、USPおよびDSPアプリケーションの 両方向けにシングルユースの同等製品を当社の製品ラインナップに追加しました。

「米国食品医薬品局（FDA）のプロセス解析工学（PAT）イニシアチブに関して、バイオテクノロジー製品の品質を確保するために、いくつかのプロセスパラメータを監視する必要があります。これに関連して、シングルユースのバイオリアクタシステムにおけるオンライン監視用のセンサが緊急に必要とされています」¹ ¹ Eibl, Regine. Single-Use Technology in Biopharmaceutical Manufacture. 入手先：VitalSource Bookshelf, (2nd Edition).  Wiley Global Research (STMS), 2019.

Sartorius社製のBioPAT® Spectroシングルユースポートを備えたBiostat STR ® に接続されたRaman Rxn-46プローブ

これらの新しい要件を満たすために、より効果的なシングルユースセンサ技術が求められています。シングルユースの計装機器は、再利用可能な計装機器と同等の信頼性と測定精度を提供する必要がありますが、このとき、ホールドアップ体積の最小化、人間工学に基づいた設計、校正不要、コストの最適化が可能なこと、といった重要な特性も実現しなければなりません。

最近の技術進歩により、ラマン分析を最小型のバイオリアクタのセットアップだけでなく、大規模なシングルユースバイオリアクタ（SUB）にも導入できるようになりました。シングルユースまたは従来型のバイオリアクタ、流加培養または灌流培養、ラボまたはcGMPのいずれであっても、当社のラマンシステムは大量生産を可能にし、製品の損失を最小限に抑え、市場投入までの時間を短縮します。

シングルユース商業生産に至る高い処理能力開発のためのラマンインターフェース 当社のRxn-46プローブとシングルチャンネルRaman Rxn2 分光分析装置を使用して高い処理能力のプラットフォーム にラマンを統合することにより、ユーザーは十分なデータを 生成して、1回のサイクルで堅牢なモデルを構築し、モデル 構築を合理化することができます。Raman Rxn2または Rxn4分光分析装置と組み合わせることで、Rxn-46プローブはシングルユースバイオリアクタともシームレスに統合され、主要なプロセス変数の迅速で信頼性が高く、高精度の測定が実現します。	Sartorius社製のAmbr® 15およびAmbr® 250用のBioPAT® Spectroと接続されたRaman Rxn-46プローブ
シングルユースのSUBフィッティングを備えた再利用可能なラマン非接触式オプティックとセンサEndress+Hauserは、シングルユースバイオプロセス容器用に市販されている数少ない多属性センサの1 つも提供しています。これは、SUB用に組み込まれたシングルユースフィッティングと再利用可能な非接触式オプティックで構成されています。組み込まれたシングルユースラマンプローブ接続部により、エンドユーザーのプローブ滅菌および無菌挿入に関係する汚染リスクが排除されます。当社のRamanオプティックシステム（シングルユース用）は、主要なSUBベンダー数社と互換性があります。エンドユーザーは、性能を犠牲にすることなく、さらに使いやすくなり、洗浄とメンテナンスの必要性が少なく、汚染リスクが最小限に抑えられた、滅菌済みですぐに使用できる完全に熟達したオプティックシステムを受け取ることができます。	シングルユース向けRamanオプティックシステム
泡検知 非侵入型オンライン監視のバイオリアクタアプリケーションに関連するもう1つの開発分野は、泡検知です。現在のシステムは、無菌状態を維持しながらバイオリアクタの内部に直接アクセスしなければならないため、生産コストが増大することがあります。Sartorius社は、Endress+Hauserの 関連会社であるInnovative Sensor Technology（IST AG）と 協力して開発したBioPAT® Foamを、同社のBiostat STR®  Generation 3システムの一環として発売しました。新しい BioPAT® Foamは、シングルユースバイオリアクタの外壁に貼り付けることができる自動接着パッチを使用しているため、バイオリアクタの設計を変更する必要がありません。 BioPAT® Foamシステムは、変換器とシングルユースセンサパッチで構成されています。変換器は、Endress+Hauser IST AGが市場投入した最初の完全なシステムです。 プロセスエンジニアリング向けの計測機器、サービス、ソリューションのリーディングカンパニーであるEndress+Hauserは、 シングルユースシステムによって生じる機会をライフサイエンス業界が最大限に活用できるようにお手伝いします。

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お客様に寄り添うサービス

当社のサービスラインナップは、生産稼働時間の増加、業界標準への準拠、 総合設備効率の向上のために開発されました。

今日そして将来にわたって、Endress+Hauserはお客様の側で、お客様が業界固有の課題に対応し、さらにそれを超えるためのお手伝いをします。運用コスト（OPEX）を段階的に削減し、プラントの可用性を向上させることで、私たちは変化を生み出すことができます。これは、24時間365日ノンストップのグローバル経済においてお客様がより効果的に競争するための支えとなります。

患者の安全を高め、環境を保護するために導入された新しい規制とガイドラインにより、業界はプロセスの再考を余儀なくされています。私たちは、お客様が競争力を維持しながら、ますます高まる規制の圧力に対応できるよう支援します。 さらに、絶え間ない技術の進歩が脅威ではなく、プロセスを改善する機会になることを私たちはお約束します。Endress+Hauserのサービスを活用して、あらゆる成功の機会をつかみ取ってください。

校正サービス
品質管理に不可欠な機器の優れた性能と適合性の両方を確保するために、現場校正から認定ラボ校正まで、 Endress+Hauserではタイムリーかつトレーサブル、コスト効率の高い校正サービスを提供します。• Endress+Hauserの校正ノウハウを世界中の どこでも利用可能• 多くの地域の多数のパラメータに対応できる ISO 17025認定を取得• エキスパートが提供する情報に基づき、 校正のプロセスと作業を継続的に改善

メンテナンスと校正の最適化
品質を損なうことなく、コストとメンテナンス作業の適切なバランスを見つける方法はあるのでしょうか？プラントのメンテナンスプロセスを再検討して再編することは、その管理者がアセット管理目標の達成方法を決定するために役立ちます。 一方で、Endress+Hauserのコンサルタントは、計測に関する深い専門知識を駆使して校正データを分析し、 お客様が最適な校正間隔を見つけるためのお手伝いをします。他方では、ライフサイエンス産業におけるデジタル化により、設置基盤の健全性に関する詳細な情報を得ることが可能になりました。これにより、現在のメンテナンスプロセスの最適化と運用コストの削減がさらに実現します。

メンテナンスプロセスの徹底的な管理
管理サービスにより、Endress+Hauserは運用を改善し、機器の投資利益率を加速するための戦略的方法として、フィールド機器の日常的な管理責任を引き受けます。私たちは、重要な機器のメンテナンスを計画、 追跡、記録するための効果的なプロセスを明確にして、合意された業績目標を達成することをお約束します。主要業績評価指標（KPI）は進捗状況を評価するために役立ち、定期的なレポートは実現した効率向上を示すために有用です。プラントの単一窓口としてEndress+Hauserをお選びいただけると、 必要なすべてのサービス活動が時間通りに完了するように、他社パートナーへの作業指示も当社が確実に行います。私たちは、プラントの可用性の向上、透明性の高いコスト管理、高い品質基準、効率的なアセット管理により、安心感をもたらし、お客様の業務プロセスにおける生産性の最適化を実現します。

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水精製、精製水（PW）

フィルタと逆浸透スキッドには、複雑な監視と制御が必要

	Memosens CPS11E 幅広いアプリケーション範囲に対応する実証されたpHセンサ • ラボ校正およびプロセス内での迅速なセンサ交換により、プロセスダウンタイムが最小限に抑えられ、センサ寿命が向上 • 堅牢でメンテナンスの容易な電極：長い拡散パスおよび最適化されたイオントラップにより、リファレンス電極の汚染を防止 • 防汚性のある大型のPTFE液絡膜が、測定物による汚れを防止 • 非接触式の電磁誘導信号伝送により最大限のプロセス整合性を確保
	Memosens CPS12E 精製プロセス前後の飲用水分析用のMemosens 2.0 ORP電極 • 非接触式の電磁誘導信号伝送による極めて信頼性の高い測定により、 プロセスの安全性が向上 • 防汚性のある大型のPTFE液絡膜が、測定物による汚れを防止 • 長い拡散パスにより、リファレンス電極の汚染を防止 • ラボでの校正および現場での迅速なセンサ交換により、プロセスダウンタイムと運用コストを最小限に抑制

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蒸発（WFI）

エネルギー効率と規制遵守のための温度制御

	iTHERM CompactLine TM311 革新的なセンサ技術とIO-Link通信を搭載したサニタリ仕様のコンパクトな温度計 • 極めて短い応答時間、短い挿入長でも高精度 • 4線式、Pt100または組込型伝送器、4～20 mA出力およびIO-Link通信を搭載 • センサ破損またはセンサ短絡が発生した場合の故障情報、NAMUR NE43に準拠して調整可能 • 3-AマークよびEHEDG認証を取得したサニタリ設計
	Proline Prowirl F 200 湿り蒸気検出機能を備えた一体型または分離型の渦流量計 • 飽和蒸気の質量流量/エネルギー流量計算用に温度測定機能内蔵 • 測定の冗長化を可能にするデュアルセンサ方式による最高のプロセス安全性 • 実証済みの堅牢性、ならびに外部振動/急激な温度変化/ウォーターハンマーに対する優れた耐性による高い可用性 • メンテナンス不要、ライフタイムキャリブレーション

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配水

水の動きを止めず、品質パラメータを監視することで微生物負荷を回避

	Cerabar M PMP51 コンパクトなピエゾ抵抗式メタルセンサを搭載した圧力伝送器 • プロセス温度が変動する場合も高精度 • 小型のフラッシュマウントプロセス接続 • 完全準拠：ASME BPE、USPクラスVI、3-A、FDA
	Memosens CLS16E 純水および超純水アプリケーションにおける測定用のMemosens導電率センサ • 高温および高圧下でも高い測定精度 • 滅菌およびオートクレーブ可能なセンサ、CIP（定置洗浄）およびSIP（定置滅菌）に対応 • 堅牢かつ耐食性のあるステンレス製、交換可能なシールにより長い稼働寿命を実現 • 校正およびプロセスデータを従来以上の情報量で保存可能、予知保全のために将来性のある基礎を構築

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ラマン分光法の効果

プロセスの洞察、開発の迅速化、結果の改善に役立つ、ラボからプロセスまでのリアルタイムの成分測定

ライフサイエンス産業において、プロセスを監視、適合、制御するためのラマン分光法の採用が、この10年間で劇的に増加しました。結果としてもたらされるプロセスの特性により、収量の向上、廃棄物の削減、そして最終製品の改善のためのロードマップが示されます。複数のステップや単位操作で24時間365日ノンストップでデータにアクセス可能で、マイクロプロセスから大規模製造まで拡張できることが証明されているEndress+Hauserラマン技術は、プロセスに関する知識を迅速に取得して、複数の重要なプロセスパラメータの分析モデルを作成できるため、プロセスの開発効率を大幅に向上させます。この機能により、プロセスライフサイクル全体でリアルタイムの品質保証とより優れたリスク管理が実現することで、ラマン技術はクオリティバイデザイン（QbD）イニシアチブをサポートする理想的なプロセス解析工学（PAT）になります。 信頼できるラマン技術のパートナー Endress+Hauserは、ライフサイエンス産業におけるラマン測定に関して、30年以上にわたって信頼できるパートナーとなっています。世界中で1,500台を超える導入実績を誇る当社の継続的な成長は、グローバルな業界のリーディングカンパニーからどれだけの信頼を得ているかを物語っています。当社の堅牢で信頼性の高いラマン分光分析システムは、ラボから製造現場まで、24時間体制でリアルタイムのin situ測定結果を提供します。ラマン技術は、詳細なプロセス特性を提供し、製品品質の向上、サイクル時間の短縮、 収量の増加、規制基準の準拠、ラボからcGMPへスケールの異なるメソッド移行の促進を可能にします。

ハウジング付きRaman Rxn4分光分析装置

幅広いアプリケーション範囲 ラマン分光法は、細胞治療および遺伝子治療、低分子およびバイオ医薬品の開発サイクルと製造プロセスにおける多くの単位操作に特に適しています。医薬品のラマン監視および制御アプリケーションには、API反応、結晶化、 結晶多形、混合、造粒、乾燥が含まれます。バイオ医薬品の場合、アプリケーションには、代謝産物の監視、フィード制御、 カラムのロード/溶出、およびその他多くのPAT/QbDアプリケーションが含まれます。細胞治療および遺伝子治療には、細胞培養のイノベーション、およびカプシドの完全性と充填を監視する機能が役立ちます。一次反応から連続プロセスまで、Endress+Hauserラマン技術により、最終的に患者の転帰を改善するための移行可能で効率的なプロセスを成功裏に設計するノウハウが各メーカーに提供されます。

業界標準に合わせてカスタマイズ 当社のバイオプロセスプローブは、厳格な材料基準、各種の滅菌方法、ポートの互換性、利便性など、業界固有の要件を念頭に置いて設計されています。ステンレスの表面は、多くの業界標準の洗浄および滅菌プロトコルとの互換性を備えており、ウィンドウ材質は、高純度で低バックグラウンド、干渉ピークがないため、バイオプロセス測定に最適化されています。また、ラマンプローブの材質は、当社のすべてのバイオプロセスプローブシリーズで同じであり、ラボからcGMPまで、 従来のシングルユースバイオリアクタにおいてバッチモードまたは連続モードで安定した性能を発揮します。そのため、Endress+Hauserラマン技術は、プロセスの最適化を促進するとともに、既存および将来のシステムに容易に統合できます。 ラボからプロセスへの拡張性 Endress+Hauserラマン技術のユニークな利点は、ラボからプロセスへの拡張性です。当社のラマン分光分析装置は、統一された内部構造で設計されており、優れたメソッド移行を実現する自己監視機能、診断機能、自己校正ルーチン機能を備えています。Endress+Hauser設計パラダイムは、機器の複雑さを簡素化し、大幅なモデルの見直しを行うことなく、開発からcGMPへのスケールアップとスケールアウトを可能にします。この拡張性により、ラボからプロセスへのサイクルが加速され、品質管理も向上します。

24時間365日ノンストップの自動化された内蔵アナライザと制御ソフトウェア Endress+Hauserラマン技術は、データセキュリティの向上、 システム統合、通信の自動化という産業IoT/インダストリー4.0戦略の具体化も実現しています。私たちは、内蔵インテリジェンスを備えた固定目的の機器に搭載したラマン分光分析装置と制御ソフトウェアを提供しています。当社の 完全組み込み型のRaman RunTimeコントロールソフトウェアによって制御され、使いやすいタッチスクリーンまたはリモートインターフェイスを介してすべてのプロセスデータに常にリアルタイムでアクセスできます。Raman RunTimeは、 OPC UAまたはDA、Modbus、HTTPSなどの標準通信プロトコルを介して、生データ、処理データ、診断情報を伝送し、データの整合性および他社製機器との互換性を保証します。 主要なPATプラットフォームに接続することで、当社のラマン分光分析装置ソフトウェアは、21 CFR Part 11 / cGMP適合性も確保されます。24時間365日ノンストップの自動化されたEndress+Hauserラマンシステムにより、運転の品質と効率を常に監視することが可能です。

光学的分析

業界で実証済みのラマン分光分析装置とプローブの製品ラインナップ

	Raman Rxn2 分光分析装置分析ラボで使用するために設計、モデル移行機能を装備 • 信頼性の高いリアルタイムなin situ測定 • 統一された内部構造によりモデル移行が容易 • 直感的な完全組み込み型のRaman RunTime制御ソフトウェア、内蔵の多変量予測機能付き • 最大4つのプローブで設定可能、卓上または可動式キャスター付きカートに設置
	Raman Rxn4 分光分析装置プロセスおよび製造環境での分析用に設計 • 継続的なインライン、オンライン、またはアトラインのプロセス測定 • 直感的な完全組み込み型のRaman RunTime制御ソフトウェア、 内蔵の多変量予測機能付き • スケールアップ、スケールアウト、cGMP/パイロットプラント互換性 • ラック設置用の設計（NEMA 4X容器を使用可能）、危険場所/区分環境への 出力の認定取得

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Netilion Libraryにより、あらゆる有益な情報を取得

ライフサイエンスとデータサイエンスの融合： 産業IoTによる事業推進

スマートフィールド機器で収集されたデータにより、ライフサイエンス産業の 生産プロセスに関する貴重な情報を得ることができます。インストールベースのアセット管理を改善することで製品の品質が向上し、その結果、患者の安全に つながります。

ライフサイエンス産業では、すでにデジタル化が進んでいます。製品ラインナップの生産と加工において、これは特に重要です。ライフサイエンス産業は、品質と患者の安全を損なうことなく最大の効率でプロセスを実行しなければならないという強い圧力に直面しています。これまで、この課題に対処するための選択肢はほとんどありませんでした。産業用のモノのインターネット（産業IoT）により、かつてはほとんどアクセス不可能だったデータを引き出すことができるようになった現在、新しい最適化の可能性が生まれています。

プロセス最適化の重要な側面の1つは、正常な機器です。計装機器、ポンプ、バルブなど、機器のタイプに関係なく、重要なコンポーネントの不具合は、最悪の場合、完全な製造のダウンタイムを引き起こす可能性があります。主要な機器データは、信頼性を高めるための重要な方策になり得ます。現時点で、Endress+Hauserのフィールド機器の90%がすでにデジタル化されていることが明らかになっています。 そのロックを解除すると、これに内在するデータから関連情報が提供されます。

ここで役に立つのが、Endress+Hauserのフィールド接続機能とNetilion IIoTエコシステムです。当社の技術により、自己診断や陳腐化ステータス、機器の関連資料などの重要な機器データにアクセスすることが可能です。情報やファイルを安全な方法でデジタル利用できるようになることで、プロセスの制御が強化されます。正確なデータと完璧に管理された関連資料に基づいて、緊急時の迅速な対応、戦略的な運用を行うことができます。このようにして、産業IoTエコシステムによりプラントの可用性を高める機会がもたらされます。

また、データを活用した校正への取り組みは有用で、大きな利益を生みます。主に、デジタル化によって校正間隔が最適化され、コストが削減され、リスクが軽減されます。それだけでなく、プロセスが許容範囲内で動作しているという確信も得られます。不正確な測定を排除することで、製品の規制遵守を保証し、エネルギーの非効率性やコストのかかる原材料の損失を削減し、その他の生産KPIを改善できます。 さらに、品質管理に不可欠な機器からの正確で一貫した測定結果により、製品の品質が保証されます。計装機器のトップメーカーとして、私たちはデータを活用した校正間隔最適化の促進に取り組んでおり、それにより、各メーカーはよりスマートな意思決定の実現、生産量の増加、エネルギーコストの削減、プロセスの改善、スキルの向上、知識の拡大を図ることができます。その代表例となるのが、iTHERM TrustSens TM37xとモジュール式データマネージャMemograph M RSG45の組み合わせです。iTHERM TrustSens TM37xの自己校正機能によって得られたデータは、たとえば、Netilion産業IoTエコシステムなどで、さらなるデジタル処理に使用できます。

Netilionの接続性がもたらす典型的な産業用ネットワークトポロジー

Endress+Hauserは、デジタルサービスの実装において信頼できるパートナーです。製品の開発プロセスは、IEC 62443-4-1に従ってグループ全体で認定を取得しています。 当社の産業IoTエコシステムNetilionは、ISO 27017の要件を 満たしています。さらに、Endress+Hauserのデジタルソリュー ションは、ISO 27001に準拠しています。Netilionの実装も容易です。標準オプションには、各種のデジタルサービスが含まれます。Netilion Connect APIモジュールは、データ統合プロジェクトや個々のアプリケーションの開発に使用 できます。機器データのロック解除を行うために、フィールド接続を確保する方法はいくつかあります。ハードウェア自動化レベルと産業IoTを専門とするEndress+Hauserのようなパートナーと協力することにより、お客様は製造業の未来に向けて大きな一歩を踏み出すことができます。

¹ Stoll S. Hajek J 2019「iTHERM TrustSens Calibration Monitoring」 ホワイトペーパー。iTHERMの詳細については、iTHERM TrustSens Calibration Monitoring Whitepaper を参照しくてださい。

Netilion Services

Netilion Analyticsは、プラント内のすべての機器を管理するためのデジタルサービスです。そのデータを使用して機器の最適化と標準化を行うことにより、陳腐化を防ぐことができます。これは、スムーズかつ継続的に生産性を維持するための最初のステップとなります。Netilion Healthは、適切な監視により計画外の稼働停止を減少させます。これにより、お客様のメンテナンスチームは問題の一歩先を行くことができます。

Netilion Health は、いつでもどこからでもお使いのフィールド機器の診断情報を取得できるため、必要に応じてソリューションの準備を整えることができます。

Netilion Libraryは、プラントの計装に関連するドキュメントを整理するために開発されたファイル管理サービスです。このファイルはデジタルで使用できるため、自動管理や簡便な情報共有によりチームのパフォーマンスが向上します。

Netilion Valueは、どこにいても測定値に接続し、設備で何が起こっているかをいつでも確認できるデジタル監視サービスです。この情報へのデジタルアクセスにより、 離れた場所からでも、運転品質を的確かつ正確に管理して、適合性を記録できます。

Netilion Inventoryは、在槽管理のためのデジタルサービスであり、それにより供給を管理できます。どこにいても、容器やタンクを監視できます。所有量に関する正確なデータを取得することが、貯蔵とロジスティクスを最適化するための最も効果的な方法となります。