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株式会社あすか製薬メディカル

臨床検査及び生物学的試験の受託業務

会社カテゴリー:ラボ用測定・分析、分析、試験受託サービス

主サービス提供地域:日本

製品・サービス詳細

11-Oxygenated C19ステロイド測定

サービスカテゴリー:分析

11-Oxygenated C19ステロイド測定

新規アンドロゲンとして注目されているステロイドホルモンが測定可能です。

 

11-Oxygenated C19ステロイドをLC-MS/MSにて測定します。11-Oxygenated C19ステロイドは、ステロイド骨格の11位に酸素を含むステロイドで、その中にはテストステロンやジヒドロテストステロンと同等のアンドロゲン活性を持つものがあり、新規アンドロゲンとして近年注目されています。従来のアンドロゲンと異なり、「生体内ではアロマターゼにより相当するエストロゲンに変換されない」などの特徴があります。

多嚢胞性卵巣症候群 (PCOS)、先天性副腎過形成 (CAH)、思春期早発症などで11-oxygenated C19ステロイド濃度が上昇していることが報告されています (文献1)。


文献1 : European Journal of Endocrinology, Volume 188, Issue 4, April 2023

 

 

 

サービスの特徴

  • 必要検体量:血清、血漿0.2 mL
  • 組織など血清、血漿以外の生体試料でも測定実績があります。
  • 魚類などヒト以外由来の生体試料でも測定実績があります。

 

測定可能な11-oxygenated C19ステロイド+同時測定可能なステロイドホルモン

 

1 11-ケトテストステロン(11-KT) 7 アンドロステンジオン(A-dione)
2 11-ヒドロキシテストステロン(11-OHT) 8 テストステロン(T)
3 11-ケトジヒドロテストステロン(11-KDHT) 9 ジヒドロテストステロン(DHT)
4 11-ヒドロキシアンドロステンジオン(11-OHA4) 10 エストラジオール(E2)
5 11-ケトアンドロステンジオン(11-KA4) 11 エストロン(E1)
6 デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)    

 

測定モードと定量法について

  • 測定モード:MRM
  • 定量法:内標準法

内標準物質に使用する安定同位体は1種類ではなく、各測定項目に対して安定同位体を用意しているため、高い精度を兼ね備えています (一部の測定項目は別の測定項目の安定性同位体で代用する場合がございます)。

 

サービスの流れ

  1. 問い合わせ:弊社HPのお問合せフォームもしくはお電話にて、希望する測定項目、検体情報 (検体数、生物種)、希望納期などをお伝えください。
  2. お見積書・注文書の作成:ご連絡いただきました内容を元に、お見積書・注文書をエクセルファイルもしくはPDFにてメールにてご送付いたします。
  3. 受付・検体送付:検体をドライアイス梱包の冷凍宅配便にてご送付ください (平日着にてお願いいたします。送料はお客様負担となります)。
  4. 測定:弊社ラボで測定・定量を行います。
  5. 結果報告:メールにて測定項目の定量値をご連絡し、のちほどご報告書を郵送いたします。
  • ご不明な点がございましたら、ご要望に合わせて最適な測定法などをご案内致しますので、お気軽にお問い合わせください。
  • 結果報告まで通常1ヵ月程度お時間を頂いておりますが、お急ぎの場合はご相談ください。

 

弊社検査パンフレット

ASKA_investigation12P.pdf