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株式会社IDAJ

IDAJは、熱流体・構造、電磁場、システムシミュレーション、自動化・最適化、制御システム設計環境等のMBD・CAEツールの販売と、エンジニアリング・コンサル、システム構築等を通じてMBDプロセス実現のためのソリューションを製造業様にご提供します。

会社カテゴリー:その他受託サービス

主サービス提供地域:日本

製品・サービス詳細

[CAEソリューション]オートノマスメッシング熱流体解析プログラムCONVERGE

サービスカテゴリー:研究・開発、製造、教育、訓練サービス、DX、その他

CONVERGEは、Convergent Science(米国:ウィスコンシン州)によって開発されている革新的な 3次元熱流体解析プログラムです。

自動メッシュソルバーや高度な物理モデルによって、2008年の開発当初は内燃機関内の流動、噴霧、燃焼に対して適用されてきました​が、お客様ニーズにお応えするためにソフトウェアが進化し、医療、生産技術の領域へと適用分野を拡大しています。
他のツールにはないオートノマスメッシング技術によって、様々な流体問題に適用できます。

当社イベントにおけるご発表実績:本田技術研究所様、トヨタ自動車様、マツダ様、日産自動車様、三菱自動車工業様、スズキ様、ダイハツ工業様、デンソー様、いすゞ中央研究所様、SOKEN様、日本特殊陶業様、新エィシーイー様、ヤンマー様、他多数​

”オートノマスメッシング”って?メリットは?

そもそも・・・流体計算には【メッシュ作成】が必要です。
CONVERGE登場前のメッシュ作成は、表面の形状から流体領域の内部へとメッシュを成長させて埋めていく方法​が採用されていたため、計算実行までに時間がかかり計算結果を得るのにかなりの時間と苦労がありました。

✓複雑な形状ではメッシュが作成できないため、メッシュの都合で形状の簡略化が必要だった=製品形状そのものを解析することはできない。
✓作成されるメッシュサイズが均一にならず、精度を犠牲するしかなかった。最悪は、発散して結果が得られないことも・・・
✓メッシュを生成するだけでも、分~時間オーダーの時間がかかる​
✓移動問題に対応するには、相当な工夫が必要(かなり大変・・・)​
✓簡略化や設定は作業者が手動で対応するため、作業者によって作成されるメッシュ(=結果)が異なる

オートノマスメッシングの登場!

流体計算を実施しながら自動でメッシュを作成するのがオートノマスメッシグ。​
表面形状を型として、型抜きするイメージでメッシュが生成されますので、原理上、どんなに微小隙間であっても、複雑な形状であってもメッシュが作成されることになります。​

◎立方体ベースのメッシュなので計算精度が高い​
◎解適合格子(AMR: Adaptive Mesh Refinement)で必要なところだけを自動でメッシュを細分化​
◎形状の近傍にだけメッシュを再生成するのでメッシュ生成速度はかなり短い​
◎移動問題にも容易に適応できる​
◎作業者の技量や恣意によらず、作成されるメッシュの品質が同じ(=解析結果が同じ)​

航空機周り流れ解析のメッシュ

完全自動メッシュソルバー​

メッシュはソルバーが流体解析実行中に完全に自動で生成します​!
・これまでは多くの作業時間が必要だったメッシュ生成プロセスが完全に排除され、作業効率が劇的に向上​
・形状検討が容易
・属人的なメッシュ作成からの脱却

幅広い物理現象に対応するための豊富な機能

乱流モデル、噴霧モデル、燃焼モデルにおいては、エンジン筒内のシミュレーションにかかせない実績十分な物理モデルをとりそろえています。さらに流体力と構造変位の連成(FSI)、混相流解析、流体と固体の熱連成、輻射などあらゆるシチュエーションに対応可能な機能が含まれています。

特に燃焼モデルについては、総括反応型の燃焼モデルに加えて、素反応レベルまで考慮した詳細化学反応を高速に計算するソルバーオプションを数多く用意しています。従来は取り扱うことが困難であった大規模な詳細化学反応メカニズムを、現実的な計算時間で処理することができるようになりました。