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ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社

革新的な分析技術であるCE-MS技術をコアとし、受託解析/バイオマーカー探索の2つの事業を柱に、メタボロミクスビジネスを展開する研究開発型ベンチャーです。

会社カテゴリー:ラボ用測定・分析、分析、試験受託サービス、その他受託サービス、研究関連資材

主サービス提供地域:日本、中華人民共和国、大韓民国、台湾、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム、インド

セミナー詳細

掲載日:2023/05/15

開催期間:2023/05/24

掲載日:2023/05/15

開催期間:2023/05/24

2023年5月開催 自治医科大学 遠藤仁司先生 特別講演 「バイオサンプルを用いた網羅的メタボローム解析の有効性 〜悪性神経膠腫の治療標的探索を例として〜」

開発、分析

【参加費無料】2023年5月開催
自治医科大学 遠藤仁司先生 特別講演「バイオサンプルを用いた網羅的メタボローム解析の有効性 〜悪性神経膠腫の治療標的探索を例として〜」

ウェビナー概要

自治医科大学 医学部 教授
遠藤 仁司 先生の講演をお送りします。

「バイオサンプルを用いた網羅的メタボローム解析の有効性 〜悪性神経膠腫の治療標的探索を例として〜」

= 要 旨 =

従来の培養細胞や動物実験に基づき行われてきた創薬研究に比べ、ヒト生体サンプルから開始する創薬標的探索やバイオマーカー探索は、創薬研究において非常に有用である。本WEBセミナーでは、神経膠腫の腫瘍サンプルを用いた網羅的メタボローム解析からの、悪性神経膠腫の新規治療標的の同定を実例に、培養細胞でのメタボローム解析実験と比較してヒト生体サンプルを用いた場合の利点について紹介する。
腫瘍代謝物として腫瘍を造成する2-ヒドロキシグルタル酸(2-HG)を産生するイソクエン酸脱水素酵素(IDH)変異のある腫瘍は白血病など複数あるが、神経膠腫の場合のみ、予後良好のマーカーであると知られている。本研究では、腫瘍サンプルを用いた網羅的メタボローム解析を行い、IDH変異のある良性神経膠腫と変異のない悪性神経膠腫を比較解析した。機械学習の一手法であるランダムフォレストなどを活用して、悪性神経膠腫の新規治療標的となりうる標的酵素を同定した。本標的は細胞実験では得られない新規の創薬標的である。ヒト生体サンプルの利活用から創薬標的探索や創薬を促進するバイオマーカー探索について実例を示す。

講演の最後に質疑応答の時間がございますが、時間の関係上全ての質問にお答えできない場合もございますので、予めご了承ください。

日程・参加費用

日程

2023年 5月 24日(水)14:00~15:00

使用するツール Zoom
定員 先着順 300 名
参加費用 無料

弊社(HMT)競合他社様からのお申込みはお断りさせていただく場合がございます。予めご理解ご了承くださいますようお願い申し上げます。
参加用URLの他者への共有はお控えください。

当日までの流れ

本ウェビナーはZoomのWebinar機能を使用いたします。
Zoomをお使いになるための準備及び通信環境等のご確認は、事前にお客様ご自身で行ってください。

お申込み

下記お申込みフォームより受付しております。

講演者情報

遠藤 仁司 先生

【ご所属】
自治医科大学 医学部 生化学講座 教授

【ご略歴】
1985年 東北大学医学部卒業
1985年 岩手県立中央病院小児科
1987年 東北大学大学院医学研究科入学
1991年 同研究科 修了(医学博士)
1990年-91年 日本学術振興会特別研究員
1991年 自治医科大学生化学第一講座助手
1994年 同講座 講師
2003年 生化学講座機能生化学部門 助教授
2005年 同部門 教授
2008年-現在 同講座 主任教授
2009年-11年 実験医学センター センター長