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JFEテクノリサーチ株式会社

ナノ領域から大型構造物まで幅広い対象において、最新の分析・試験設備を用い、信頼性の高い解析・評価技術を提供します。

会社カテゴリー:プロセス測定・検査、ラボ用測定・分析、プラント・設備・エンジニアリング、包装関連資材・機械・サービス、医薬品開発業務受託機関(CRO)、その他受託サービス

主サービス提供地域:日本

製品・サービス詳細

振動試験と振動解析技術

サービスカテゴリー:

特殊ニーズにお応えする振動試験と評価解析ソリューションを提供いたします。

【ISO17025認定試験所】JFEテクノリサーチの振動評価・解析ソリューションとは

当社では、お客様のご要望に沿った条件で振動試験を実施し、動的応力分布測定、動的歪計測、数値解析(CAE)シミュレーションによる応力解析も承っており、開発部材・製品などの「振動」による評価に対して試験と解析で幅広くお応えいたします。

また、当社は振動試験(電気試験)JIS C 60068-2-6のISO17025の認定試験所です。お客様に一層ご安心いただける試験サービスを提供いたします。

動画配信中!

※音声はミュート設定になっております。

振動試験および複合環境振動試験

製品の使用環境を模擬した振動試験の実施!

比較的環境の良い室内試験で製品(例:自動車部品単体)の耐久性能を把握していても、実際の環境下では結果が変わってしまうことがあります。当社では、温湿度環境と振動環境を組み合わせた実環境に近い複合環境条件で、信頼性試験を実施できます。

複合環境振動試験機仕様

試験機

複合振動試験機Ⅰ

 

複合振動試験機Ⅱ

 

複合振動試験機Ⅲ

 

複合振動試験機Ⅳ

 

複合振動試験機Ⅴ

 

振動周波数範囲(Hz) 2~2500(※) 2~2600(※) 2~2600(※) 2~2500(※) 2~3000(※)
最大加振(kN) 40 24 24 40 16
加振方向 水平/垂直 垂直 水平/垂直 水平(非複合)/垂直 垂直
最大積載量(kg) 600 400 400 600 300
使用温度範囲(℃) -70 ~ +180
使用湿度範囲(%RH) 20 ~ 98
内槽寸法(mm) W1000~1200 × D1000~1200 × H1000

※2Hz~5Hz未満の振動周波数をご希望の場合は、事前にご相談ください。

さらに詳しい振動試験機の仕様はこちらから

振動試験に必要な冶具を多数保有!
当社では、振動試験装置にサンプルを取り付けるための冶具を多数保有しております。サンプルを取り付けるために新たな冶具が必要な場合は、冶具の設計製作も承りますので、ぜひご相談ください。

振動試験事例

高温環境下の振動試験

高温・高湿度環境下における長時間の振動試験

当社の振動試験機は、チャンバー加湿器の能力を向上させることにより、
高温・高湿度環境下における振動試験を実現できます。長時間の振動試
験においても、目標の温度・湿度をキープすることができます。

振動試験中の動的ひずみ・応力可視化

高速度カメラと3次元画像相関法(3D-DIC)によるひずみ分布解析

画像相関法により、振動する物体の変位分布を計測いたします。当社では、
ハイスペックの高速度カメラによる実時間計測に加えて、高精細ではあるが
通常撮像速度のカメラによる振動現象の解析も可能になりました。お客様の
ご要望や対象物に応じて、最適な計測手法をご提案いたします。

さらに詳しい情報はこちらから

振動試験時の計測可視化技術-赤外線カメラによる応力分布測定(非接触)-

赤外線カメラによる熱弾性効果を利用した温度変化から応力分布測定する原理
に、独自のロックイン信号処理を適用して、応力集中部を簡便に非接触で「可
視化」することが可能となりました(応力分布を画像化) 。

さらに詳しい情報はこちらから

ひずみゲージ法による応力測定

振動試験中の動的応力をひずみゲージ法を用いて計測いたします。

モビリティパーツの動的応力を計測することにより、製品の品質向上に貢献
いたします。

さらに詳しい情報はこちらから

軽車両の振動試験・剛性評価

伝達関数 → 実験モード解析

加振機による高速簡易疲労試験

ねじの緩み試験(NAS3350準拠)

振動試験機を用いてねじ締結体に衝撃力を繰り返し加えて、ねじの緩みを評価いたしま
す。

ねじが緩んだ状態で機械や設備を使い続けると、ねじ外れやボルトの折損が発生して事
故につながる恐れがあります。当社では、ねじの緩み試験として米国航空規格
NAS3350に準拠した加速振動試験を承っております。

さらに詳しい情報はこちらから

数値解析(CAE)シミュレーションによる各種振動解析

構造物の固有周波数から周波数応答、過渡応答の解析により振動による騒音や破損の原因究明、応力分布の可視化、解決策の検討が可能です。また、流れによって励起される振動を流体解析との連成によって解析することも可能です。

解析 解析事例
振動線形解析 共振現象(機械振動、自動車振動など)
振動非線形解析 振動による配管破壊など
振動非線形解析(流体・構造連成)
  • タンクスロッシング
  • フラッター現象(風、気流による破壊的振動)
  • ポンプのサージング現象(周期的な振動現象)

時刻歴 動的応答解析(車載ECU(Engine Control Unit)振動試験の解析)

さらに詳しい情報はこちらから

振動解析技術-ハンマリング試験の活用-

振動試験前にハンマリング試験を行い、固有振動モード形の算出、振動減衰の把握をすることができます。

振動試験の前後または併せてハンマリング試験を行うことで、共振を避けるための補強対策や制振対策を行い、振動試験による評価や確認に役立ちます。

ハンマリング試験

 

 

ハンマリング試験による固有振動モード形

加速度計による振動測定結果

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作業の流れ

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