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株式会社高研

医療機器(コラーゲン、プラスチック)、コラーゲンのバイオテクノロジーへの応用、教育用医療モデルやシミュレーター、化粧品原料の研究開発および製造販売

会社カテゴリー:医療機器製造、研究関連資材

主サービス提供地域:日本、アメリカ合衆国、シンガポール、ヨーロッパ(イギリス以外)、イギリス、他の国々

会社概要

会社名 株式会社高研
所在地 〒112-0004 東京都文京区後楽1-4-14
電話番号 03-3816-3542
ホームページ https://www.kokenmpc.co.jp/
設立 1959年10月
資本金 1億5,000万円

事業内容

近年、iPS細胞など幹細胞培養技術の進歩を背景に、幹細胞培養や三次元培養(3D培養)、共培養などに注目が集まっており、細胞移植など再生医療分野でも幅広いニーズが生まれています。高研では医療機器として30年以上の実績を持つ高品質のアテロコラーゲンと同じ原料を使った細胞培養・移植用担体「AteloCell®」、in vivo siRNA/miRNA導入試薬「AteloGene®」、siRNA/miRNA合成サービス「AteloSiLence®」をご用意しております。

アテロコラーゲンとは


 コラーゲンは真皮や靱帯、骨などを構成する細胞外マトリクスの一つであり、ヒトでは全タンパク質の約30%を占めます。最も大に存在するコラーゲンはI型コラーゲンです。その分子量は約 300kDaで、3本のポリペプチド鎖で形成されています。
 分子構造は2本のa1鎖と1本のa2鎖が形成する右巻き三重らせん領域とN末端とC末端にあるテロ ペプチド領域(非らせん領域)から成ります。三重らせん領域は生物種間において遺伝的な保存性が 高いことから、生体内にいれたときは低い抗原性を示しますが、テロペプチド領域は高い抗原性を 示します。このテロペプチド領域をプロテアーゼによって切断除去したものをアテロコラーゲンと いいます。アテロコラーゲンはコラーゲンと同じ性質を示します。その低抗原性を利用して、当社では医療機器にも使用しています。

 一方で、コラーゲンやアテロコラーゲンを熱変性させたもの(三重らせん構造を解いたもの)はゼラチンといいます。ゼラチンはランダムコイル構造を呈した1本のポリペプチド鎖で、高い抗原性を示します。
 さらにこのゼラチンを強酸や強アルカリ、酵素などで加水分解して得られたペプチドを加水分解 コラーゲンといいます。ゼラチンや加水分解コラーゲンは分子構造の違いなどから、コラーゲンとは全く異なる性質を示します。

企業メッセージ

 私たち株式会社高研は、1959年の会社設立以来、医用シリコーンの人工皮膚などの研究開発に始まり、メディカルプラスチック、生体モデル、そしてコラーゲンの化粧、医療への応用と製品分野の裾野とその可能性を広げて参りました。そして現在、医療機器事業、教育用医療モデル事業、化粧品関係および試薬事業が当社を支える三本柱となっております。

 当社は“オリジナリティを大切にし、人の幸福につながるものを提供する”という創業者の精神を受け継ぎながら、経営理念として「コンプライアンス」と「イノベーション」を掲げています。企業活動のあらゆる領域において、法令その他の社会的規範を遵守するのは当然のこととし、さらに社会の期待に呼応すべく、新しい可能性に敢然と挑戦し、弛まず革新し続けてまいります。

 今後も医療、健康、また福祉等その関連分野において、”高研ならでは”の製品、サービス及びテクノロジーを提供し、人々のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上に貢献していきます。
 私たち株式会社高研は、受け継がれてきたものを大切にすると同時に、人々のニーズに沿いそれを叶える新しい価値を生み出し、よりグローバルな事業展開を目指し果敢に挑戦していきます

 

 

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